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折り紙と私

始まった折り紙中毒

· 雑談&その他

こんなに折り紙をするようになったのはいつからだったか。

正直子供の頃は折り紙にまったく興味がありませんでした。絵を描いたり、物を作ったりするのは小さい頃から好きでしたが、折り紙との接点があまりなかったように思います。

きっかけは…きっかけ…は…

なんだったかな…(本当に思い出せない)

たぶんネットですごい折り紙を見たんだと思います。「なんだこれ…なんだこれ…これが折り紙??」みたいな感じだったかと。調べてみたら、これはどうやらコンプレックス折り紙というものらしいということが分かり、

折りたい!!!

となる。でもこんなの載ってる折り紙の本見たことないぞ?とまたまた検索。そこでたどり着いたのが前川淳さんの作品「悪魔」でした。どうやらこれが折れなければダメなようだ…と。(別にダメじゃないけどw)とりあえず、やたら興奮してたのは覚えてますね。これが7年位前の話。

とりあえず、図書館で『ビバ!おりがみ』(※1)を借りてきました。『本格折り紙』(※2)は置いてなかった…。さぁ折るぞ!といきなり悪魔に挑戦。勿論、惨敗するわけなのですが何より印象的だったのは、散々折り目を付けた後に全部開くみたいな工程があって「ひ、開くの?開いたら元に戻せないよ?!」となった事。今なら折る時に折り図をまず最後まで一通り目を通してから折り始めますが、この頃は純粋に工程1からいきなり始める訳で、なんだ意外といける?なんて思ってたらコレでしたから笑うしかないですね。結果、3匹目で何とか形になり家族に意気揚々と見せた記憶が。

ここから、ロバート・J・ラングさんの『Origami Insects』(※3)という本を買って、数か月に一回位折り紙をするようになりました。この頃はたまにしか折らないので全然上達しませんでしたね。コンプレックス折り紙って折ってるとなんか色々と心の消耗が激しくて頻繁には折ってなかったのです。物凄く時間がかかるのに私の不出来ゆえに完成が紙の塊だったりで。今思えばなぜ最初にこの本を買ったのか。ラングさんの昆虫折り紙に魅かれたのもありますが、洋書でかっこいいとかそういう動機だった気がする…案の定、折り図を理解できなくて、途中から自己流という名の作品崩壊が始まる日々。

そして孤独な日々でもありましたね。

コンプレックス折り紙に興味を持ってる人が周りに一人もいなかったので、分からないところがあっても分からないまま…コンプレックス折り紙の事を話したくても、何の話をしているの?というような反応でした。

しかしここで転機が!

3、4年位前にTwitterを始めてコンプレックス折り紙をする方がたくさんいる事を知りました。ここからですね、私の本格折り紙ライフの始まりは。色々な方の折り紙を見れる!話せる!の大歓喜。そしてみんなの話に追いつきたいばかりに毎日のように折るようになりました。分からないところがあると教えて頂いたり、本当にTwitterの皆様には日々大変お世話になっております。折り紙の楽しさを教えてもらい感謝の気持ちです。

そして今では、病気かな?という位に折り紙のことしか考えていない…。

仕事の朝礼前の空き時間(10分位)、昼休憩時、帰ってきてからも折ってますね。どこか出かけても空き時間があるかもしれないと折り紙がバックに入ってる状態。思わず空いた時間に折り紙持ってなくてもその辺の紙で折り出します。ご飯を作る時間が惜しくて適当な食生活送ってたら体調崩したので、少しは気を付けようと最近反省しました…。

という訳で、これが私の折り紙を始めたきっかけ?です。

長文読んでいただきありがとうございます。

またいつか「折り紙の何が楽しいのか」、「創作折り紙」あたりについて書きたいなと思います。

※1『ビバ!折り紙』前川 淳/笠原 邦彦(著)1989年 サンリオ

※2『本格折り紙 入門から上級まで』 前川 淳(著)2007年 貿易出版社

※3『Origami Insects』Robert J. Lang(著)1995年 Dover Publications

【おまけ:逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、にげc…】

今なぜこのブログを書いているか?そう、展開図が描けなくて逃げてきた…。

ほぼカエルの基本形の「謎の生物 Type2」の展開図。余裕だぜとか思ったのに、思ったのに、1点赤点が消えないぃぃ畳んでくれないぃぃの苦悩から解放されに来た次第です。はい、戻ります。